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Chapter1 帝国旗の下で ブログトップ
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Chap.1-11 Giza Plains -ギーザ草原- [Chapter1 帝国旗の下で]


「危ないからついてくるな!」
 と、ヴァンとしては嘘がバレるのを承知で言いたいところだったが・・・
「えいっ!      ヴァン、そっちに行ったよ!」
「あ・・・ああ!」
「それっ!」

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Chap.1-10 Heliostone -太陽石- [Chapter1 帝国旗の下で]


「ほう悪ガキ、久しぶりじゃのぉ。」
 ダラン爺は飄々とした顔で笑った。
 日に焼けた痩せこけた腕が、膝の上で丸くなっているピンクの兎をゆっくり撫でている。蝋燭の灯りが揺れる薄暗い部屋の中で、ダラン爺は愛用の水煙草を一口吸った。

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Chap.1-9 Rabanastre Lowtown -ラバナスタ・ダウンタウン- [Chapter1 帝国旗の下で]


 ラバナスタ市街地の真下に広がるラバナスタ・ダウンタウンは、正確には地下街ではない。
 市街地が中央の広場を見下ろすように地上より一層高い位置を回廊状に取り巻いているため、その下のダウンタウンは、広場の側壁と街を囲む城壁の間に挟まれて窓も無く、地下街同然の姿をしているのだ。

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Chap.1-8 Secretly Resolution -静かなる決意- [Chapter1 帝国旗の下で]



「何事も無く式典が終わってよかったな。別に帝国は好きじゃねえがゴタゴタはもっと好きじゃねえ。」
「今夜の祝宴・・・もぐりこめないもんかね。うまいもん食いたいよな~。」
「ミゲロさんてさぁ、祝宴で執政官を呼び捨てに出来ると思うか?ま、性格的にムリだろうな。」

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Chap.1-7 The Consul -執政官- [Chapter1 帝国旗の下で]


 オアシスの水面で羽を広げた巨大な水鳥のように優雅に聳えるダルマスカ王宮。その翼に抱かれるようにして美しい女神像と共に広場を見下ろすラバナスタ大聖堂。
 2年ぶりに解放された王宮前広場は、集まった市民達のざわめきで満たされていた。その市民達をアルケイディア兵の甲冑がぐるりと取り囲む。

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Chap.1-6 A Signe of Changes -変化の兆し- [Chapter1 帝国旗の下で]


「どういうことなんだよ!?」
「聞いてねぇぞ!!」
「いい加減にしろ!」
 ヴァンが大ラバナスタ東門に戻ってみると、門の前は旅人達の怒号に溢れ返っていた。

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Chap.1-5 Little Villain -小悪党- [Chapter1 帝国旗の下で]


「ハッケーン!ハッケーン☆」
 そいつは、短い両手をパタパタさせながら、崖の先で嬉しそうに跳ね回っていた。
 桃色の花をいっぱいにつけたマニョールの木の下で、目の無い真っ赤な顔のいっぱいに大きな口を開けて、
「ワーイ!ひゅむノボウヤ、ハッケーン!!」

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Chap.1-4 In a Small Campsite -小キャンプにて- [Chapter1 帝国旗の下で]


 砂煙の向こうに上がるキャンプの細い煙を見た時、ヴァンはこれで助かったと思った。
 砂に足を取られながら転がるようにして、そのキャンプ地の狭い入り口に飛び込むと、ヴァンは初めて背後を振り返った。

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Chap.1-3 The Dalmasca Eastersand -東ダルマスカ砂漠- [Chapter1 帝国旗の下で]


     .2年だ。」

 シールド越しに南国の濃い青空を見ながら、皇帝の嫡男は言った。

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Chap.1-2 Tedious Errands -おつかい- [Chapter1 帝国旗の下で]


「さっきはありがと!」
 ミゲロの店への道すがら、ヴァンは赤銅色のバンガに声をかけた。彼がバザーでわざと帝国兵を通せんぼしてくれたことは、ヴァンにも分っていた。
「へへ、いつもの”仕事”かい?今日は見張りが多いからあんまり張り切るなよ。捕まっちまったら元も子もねえぜ。」

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